謁見ゲーム

夏休みに弟と折半してXboxを購入したんですよ。それで休み中は毎日毎日ゲーム三昧でした。勉強はさっぱりしなかったので、フランス語の基礎文法をすっかり忘れて苦労しています。
まぁでもなんだかんだでゲーム楽しいですよね。今やっているのはこれだ!

謁見ゲームの最高峰!Caesar

いわゆる洋ゲーでも今では忘却の彼方に葬られてしまった謁見ゲーム。その歴史の中でも晩年に発表され、世界中を熱狂させたのが、このCaesarです。謁見ライン判定は最高難度に設定されており、二重謁見禁止やシーザーサラダによる「縦」方向アクションの導入、そしてなにより綿密な時代考証に基づいた圧倒的リアルさ!すべてが画期的でゲームの域を超えたと賞賛されたこのゲームですが、そのあまりの難易度とコストパフォーマンスの悪さによる収益悪化で謁見ゲームのアーケード市場を結果的に壊滅させてしまった悲劇のゲームとしても知られています。
昨年になりマイクロソフトアメリカの老舗謁見ゲーム製作所Caesarionから許諾を得て、ついにXboxへの移植が決定され、今年の3月に日本でも発売に至ったわけです。いやぁ、ファンとしてはうれしいかぎりです。
移植にあたってクレジット画面はどうなるのか、という不安があったんですが、それもばっちり移植してくれましたwまぁAボタン押すだけなんですけどね、それがいいんです。さらにゲーム間の時間設定も忠実に再現されており、もう言うことなしですね。

っていっても僕のテクニックだとせいぜい15面が限界というヘタレっぷり。難しすぎるんだよなー。
ニコニコでプレイ動画があげられていたんですけど、最初はこんなもんです。けっこう筋がいいのでやりこめば、かなりいいところまでいけると思います。
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最後にカミュの『転落』から引用しましょう。

つまりその領主は彼に挨拶をする農民も挨拶をしない農民も鞭で叩かせていたんですよ。どちらの場合でも大胆不敵な行為で、同じくらい不遜であると彼は判断したからです。

Caesarではこんな不条理ではないので、皆さんもしっかり謁見しましょうね!ばいばーい!!