映画「ノルウェイの森」を観に行ったよ!

初日に映画観に行くのは生まれて初めての経験です。そんなに期待してなかったけど、地元の映画館はガラガラで拍子抜けしました。


ところで皆さんの中には、とても「文学的な」ものが好きだという人がいらっしゃると思うのですが、駄作と文学的作品の線引きってかなり難しいですよね。「ノルウェイの森」も評価するのは難しいですよね、とりあえず様子見としましょう。


そんなことより、オレの座席の前に幼女がいたんですよ!家族連れでパパン・ママン・幼女なんです。幼女っていっても9歳くらいですが、さすがに「ノルウェイの森」見せるのはどうなのかな?濡れ場っていうかエロスシーンのたびに、家族で金曜ロードショー見てる最中にセクシーシーンに突入したときの、あのなんともいえない空気を思い出して、映画に集中できなかったぞ!笑  あと隣にカップルがいたのもゲンナリでした。


村上春樹の作中人物は、現実感に欠けるところがありますよね。だからスクリーン上で松山ケンイチとかが登場しても、それが自分の頭の中のワタナベくん像とマッチできなくて違和感が残りました。でも全体的にはよく出来た映画なんじゃないかなーと思いましたが、いかんせん映画を全然観てないので映画音痴というか、価値判断の基準が曖昧なので感覚的な感想しかかけないんですけれどね。


帰りに楽器屋でスコア半額セールをやってて、読めもしないのにベートーベンのシンフォニーのスコアを買ったりしました。最近、自分の中でクラシックブーム再燃しそうなんですよ。とりあえずマーラーあたりから探っていきたいです。
わかりますかね?やらないといけないことから目を背けるかのように、なにか他のことに没頭したくなる気持ちって。永沢さんがいいこと言ってました。「自分に同情するな。自分に同情するのは下劣な人間のやることだ。」映画でも言ってましたが、昔読んだ本を見返したら、きちんとそのセリフにマークがしてありました。成長してないな、自分。