小路啓之サイン会

小路啓之サイン!

秋葉原COMIC ZINで行われた小路啓之せんせーのサイン会に行ってきました!



めっちゃいい人でした。関西弁で(緊張してたのか)よくお話をされていました。
「ほんま来てくれてありがとう」みたいな感じで始まって、「こんなマンガ好きになってくれてありがとう」とか謙虚な言動。キノくんをリクエストしたらおまけでボクの似顔絵まで描いてくださるという……!!(キノくんの横のメガネ野郎がボクです、キノくんとツーショットだ、わーい!w)


最後に両手でしっかり握手までしていただき、小路フリークとしては感激の極みでした。サイケデリックな仙人みたいな人を想像していたので、こんなに優しい人だとは思わなかったです。ありがとうございましたー!



彼のtwitterとか見てると、その性格が伝わってくるようです。

今から家でます

新幹線ナウ

今から心臓バクバクやでー

あかん、新幹線脱線しないかと考えだしてきた

ヤバイまじでお腹痛くなってきた!

今すぐ死にたい!

無事おわりました、みなさんありがとうございました!


http://twitter.com/shouta0925より抜粋

来世であいましょう2巻

来世であいましょう 2 (バーズコミックス)

来世であいましょう 2 (バーズコミックス)

文句なしにおもしろい、ダメ人間たちが愛してやまないマンガ家小路啓之の新刊「来世であいましょう2巻」が発売されました。今回は非モテウジ虫人間のナウ君がモテモテになる話です、多分。



主人公のナウ君。うん、ダメ人間っぽい!

前巻から引き続き登場、白良浜かぴあ。

猛烈にかわいいキノくん。

新登場のエチカ。


ナウ君を巡ってこの3人がドタバタする話だと思っていただければ問題ないです。

複雑な人物関係

ナウ君の来世っていうのは「メルシャン様」なんですよ。いきなりで申し訳ないですがそういう話なんですよ。
それでその人の来世をみることができるかぴあはナウ君の来世=メルシャン様に惚れているんです。ですからナウ君が早く死んでくれないことには来世体であるメルシャン様に会えないんです。早くナウ君に死んで欲しいかぴあは、ナウ君を恋におとして、その後こっぴどくふれば自殺するだろうと画策。かぴあはナウにアタックするのだが……

真ん中の白い服着てるのがナウの来世体であるメルシャン様。


というわけで、この話は現在生きてる人物とその来世体がでてきて、さらに恋の三つ巴戦争勃発で少し複雑な様相を呈しているのです。2巻ではこの来世体の秘密が少し明かされます!

普通におもしろいのよ!

小路さんの絵柄は旧と新があって旧絵柄の作品はもちろんおもしろいのですが「あぁーなんか一般受けしなさそうだなぁ」なんて思っていましたが、新絵柄以降は物語も万人向けになってきて特にこの「来世であいましょう」はダメ人間じゃなくても楽しめるんじゃないかな!!
煽り文句が「恋愛に悩む全国の男女待望の小路啓之的ラブコメ」なんですが、たしかに小路さんほどの人間観察眼はないですから、タメになります(まぁ実際彼女できるかどーかは別っすよ……ね)


でもこの2巻で最もボクが言いたいことは、日丸屋秀和さんもオビに書いてるけれど、キノ可愛いよキノ!!
キノくんのためならオレも死ねるぜ……というわけでキノくんの恋心がブリリアントなんです。

だってさー表紙に描いてある子、これ男の娘なんだぜ!あぁぁかわいいいぃぃ!!!

まとめ

というわけで一般の人にも、恋愛指南書として読みたい人も、もちろん(このブログにたどり着いてしまった)ダメ人間さんにもおすすめです!!前作『かげふみさん』もこの機会にぜひ!!

補足

そういえば小路啓之さん、最近スーパージャンプで連載スタートしましたね。
「革命的育児コミック」と銘打たれた『ごっこ』ってやつですけど、「TVしか話し相手のいないようなさみしいロリコンで有名だった」30歳のダメ人間ボクと4歳のヨヨ子のハートフル…な育児マンガで、こちらも鋭い人間観察で養われた小ネタ満載みたいですからぜひ!(スーパージャンプは第二・第四水曜日発売で駅の売店とかに置いてあります)

補足2

COMIC ZINでサイン会あるそうです。開店30分後にいったら整理番号21番でした。楽しみだなー!!

灰羽ブルーレイなう!

ali-grigie2010-05-23

灰羽連盟ブルーレイ化!!期間限定生産!!


ソースはこちら
にゅーあきばどっとこむ
amazon


ついにきましたね!もうね、灰羽信者のボクとしては予約せざるをえないです。
しかしブルーレイまだ持ってないんですよ……。ほら来年の夏になればもっと安くなるかなーとか考えちゃうじゃないですか。この前予約したエヴァンゲリオンも結局DVDの方を選択してしまったし。
でもエヴァはどうせあと10年もしないうちにコンプリートボックスみたいなのが発売されると思うし、その時にブルーレイ買えばいいかな、とか思っちゃうじゃないですか。


でもお金ないんですよ……。


しかし○○信者は○○に関してはせこい金の計算などしてはいけない!!というオタク原則がありますからね!
灰羽バンザイ!!ちょっと高いけど予約しちゃおーっと!!ポチ!!

『薔薇だって書けるよ』

薔薇だって書けるよ―売野機子作品集

薔薇だって書けるよ―売野機子作品集

旅の感想も書き終わり、本来のこのブログの趣旨へと回帰できます。マンガレビューを久々にしたいと思います。
今回は売野機子(うりのきこ)の短編集『薔薇だって書けるよ』ですが、このマンガは友達から借りて初めて存在に気づき、そのあまりのおもしろさにわざわざ自分で探して買ったという……それくらいおもしろい作品です。


少女の爛漫さ

この作品のおもしろさというのは、登場人物が見せる様々な性格や仕草、行動が魅力的な点だと思います。それを2つに分別すると、「少女の爛漫さ」と「疚しさ(やましさ)」というようなカデゴライズが可能かな、と。


表題作「薔薇だって書けるよ」の点子や「日曜日に自殺」の愛ちゃんは、元気いっぱいでその行動や表情一つ一つに生き生きとしたエロスが漂っています。



つり目スキーにはたまらない愛ちゃん。リアクションが大きい。

点子も少女らしい爛漫さをもっているといえるでしょう。彼女の場合は少し事情が異なりますが。


疚しさ

少女の爛漫さよりもボクが好きなのは、売野さんが描く「疚しさ」です。なにか含みがあるような視線……そう、彼女のマンガでは視線が非常に重要になってきます。疚しさをはらんだ視線の一例。

「遠い日のBOY」の箱島日高。姉の技量を婚約者の男がほめたシーン。姉に対する嫉妬が口元の笑みとはうらはらに彼女の表情の影から察することができます。中空を見つめる視線も暗示的です。この次のページの「わたしね 姉とも母ともすごく仲いいの」というセリフはこの表情のおかげで深みがでています。
画像は貼りませんが123ページに、日高の婚約者と彼女の姉が仲良く話しをしている場面を見てしまった時の表情、視線からも疚しさを感じ取ることができるでしょう。



連作「オリジン・オブ・マイ・ラブ」より高校時代の神田さん。もうこの目つきだけで彼女の万里子に対する思いが仄かに暗示されています。疚しさを言葉で表現しないところが「オリジン〜」のすばらしい点だと思います。直下の万里子の顔にも顔半分に影をつけて、暗さを、疚しさを暗示しています。(顔半分に影、というのが売野さんの特徴の一つ)

10年後の神田さん。ますますダークなエロスを放っています。「オリジン〜」はエロスだ!!
あともう一ついっておきたいのですが、百合オタとしては「オリジン〜」は傑作だといいたいです。この暗示的なエロス、秘めたる疚しさ……「百合」と標榜しない百合的作品のほうがボクとしては好きです。どうでもいい主張でした。

同じく「オリジン〜」の成瀬くん。男の子にも疚しさがついてまわります。影の付け方、間の取り方がすばらしいです。
このコマ一つとっても奥に無限の物語を読み取ることができそうですよね。空漠たる「ははは」の笑い!


疚しさといえばこの前発売された灰原薬の『回遊の森』のオビは「この疚しさは罪ですか」でしたが、灰原さんのマンガも疚しいですよね! 最初のエピソードから、もうぞくぞくします。くちびるがエロス的。というか犯罪的な作品ですよね。

回游の森 (Fx COMICS)

回游の森 (Fx COMICS)

そのほか

まぁあとはまとまりがないんですが、売野さんの話って基本的に「王子さま物語」の骨格を有していると思いました。
「薔薇だって書けるよ」はネジがぶっとんだ点子をちょっと頭弱い男が、なんだかんだで彼女の長所を伸ばしてあげて、幸せになる話でした。
「日曜日に自殺」も女性ファンの夢の中に死んだボーカルがでてきてあげる話。
「遠い日のBOY」は誰かに見つけてもらうことを願っていた女性が未来からきた男と出会う話。
ぶっとんだ内容と、男性が「この子だ!」と見つけてあげる話って、つまり本質的に少女マンガの系列(このへんは直感ですがーーー他者の承認と唯一性)なんじゃないかな。「晴田の犯行」で「白馬の王子様」というワードが登場するけれど、時系列的にはこの作品が一番最初なわけで(多分ね)、作者の中で「王子さま物語」はなにか尾を引いている感じがします。


あとはわざと時代をずらす手法が多用されているのも特徴ですよね。
明治時代らしかったり(遠い日のBOY)、ビデオテープとCDの時代(日曜日に自殺)だったり。
ま、特に何ってわけじゃないんですけどね!

まとめ

だから売野機子のマンガには明るいエロスと暗いエロスがない交ぜになっていて、このうえなくおもしろいマンガですという話でした。紙オタク垂涎(すいぜん)!百合オタ必見!!
サイン会あったのかよーーー気づくのが遅かったぜ!!
この過疎ブログは売野機子を応援しています。

作者サイト
愛と機会主義

パリ3日目 パリの街並み

パリは独特の魅力があって、イタリアのそれとは全然違いました。
ほどよく都会で、おしゃれで、歩いているとわくわくしてくるのです。パリ3日間で撮った街並みを掲載して、このヨーロッパ旅行記を終わりにしたいと思います。帰国してちょうど2ヶ月経ちました。懐かしい思い出になってしまいました。



ブルボン宮(国民議会下院)

アンヴァリッド(軍事博物館側)

アンヴァリッド(ドーム教会)
中にナポレオンがいるそうです。



上のとかぶるけど、フランス学士院です。

セーヌ川近くから


奥に見えるはノートルダム大聖堂かしら。

3月半ばの寒さが伝わってきますね…。

地下鉄から




すばらしい!!イタリアのローマだのミラノとは大違い!!
ただし「フランクリン・ルーズベルト駅」は「ふらんくらんふーずう゛ぇ駅」になるので注意(笑)
ちゃんと停車駅の名前を読み上げてくれたし、特に困ったことはなかったです。いきなりヴァイオリンとか歌い出す人がいるのはイタリアと同じでおもしろかったです。

むこうは自転車文化が栄えてて、電車内でもえっちらおっちら運んでました。

街並み




周りの建物がいい味だしてるなー。



(多分)船場吉兆。日本料理屋も数ありました。

マレ地区


マレ地区に来たでござる。これは掲示板。なんかカッコイイです。

このあたりには、ポンピドゥーセンターがありました。時間なくて入れなかったのでが心残り。

マレ地区はゲイタウンで有名。(ゲイって男性同士だけじゃなくて女性同士のも含む)
レインボーフラッグをかかげているお店です。ゲイグッズというか、おちゃめな下ネタグッズみたいのがありました。
ゲイの方々もめっちゃおしゃれで、生きてるの楽しそうでした。いいなーパリ!

バスティーユ広場近く


バスティーユ広場にそびえ立つ7月革命記念柱。

ヨーロッパって日本みたいに明るくないんですよね。夜景もぼんやり明るい感じで雰囲気あるかも。

バスティーユ近くはマンガのお店がいくつかありました。今度そこで仕入れたマンガでも紹介したいです。

トイレ!!

パリには無料自動トイレがあるのです。

ごっついなー。

中は広々。一人ずつしか利用できません。

なんか説明がいろいろ書いてありますが、そうなんです。このトイレはよくわからないシステムになっていて、一度使うたびに床とかもろもろ自動洗浄されるらしく、しばらく経たないと入れないのです。そういうことを英語で教えてもらいました。まさかそんなに煩雑なことやっているとは……。

エッフェル塔





エッフェル塔は近くまでは昼と夜といったのですが、最終日の夜に、夕飯食べてから夜景見ようぜ、なんて調子乗ってたらワイン飲み過ぎて結局のぼれなかったのです。ワインおいしかったです(笑)

ギャラリー・ラファイエット百貨店


これ、百貨店なんだぜ……信じられるかい?

なにこのステンドグラスのドーム…。百貨店レベル高いっすねー!

すばらしいとしか言いようがない。

まとめ

パリのすばらしさが少しは伝わりましたでしょうか?え?全然?
やっぱり行かないとダメですね。空気が違うというか、女の子がかわいいというか。
とりあえずこれで旅行記は終わりです。おまけで「ヨーロッパ旅行記食事編」とか書くかもしれません。
いい思い出です。思い出になってしまったことが、少し寂しいです。
もう一回行きたいです!!ではではアッリヴィデルチ! オルヴォワール!!

ルーブル特集

今日はルーブル特集なんですが、あのですね、言い訳しますね。
ルーブルに来る前にイタリアの主要都市の美術館もけっこう見てきたんです。中世〜ルネサンス期の美術品を特に見てきたんです。ちょっとそこで、そのあたりの時代の芸術は……なんか飽きちゃったっていうね。てへっ♪
特に中世の芸術品って、だいたいキリスト教関係なのですが、見ててゲンナリしてきてしまいました。一応、西洋史専攻なので見慣れたはずなのだけれど、いざ本物見ると、マリアは可愛くないしキリストは血だらけだし……。


そんなわけで、写真もヨーロッパ旅行では新鮮だった「古代オリエント」コーナーばっかり撮っちゃった。てへっ♪
さぁ、みょうに偏ったルーブル特集、始まるよ!!



なにあれ?なんかとてつもなくデカイ建物がある……。あれが…ルーブル……!?

ピラミッドが見えてきました!

水が張ってあったりしてキレイな中庭。ピラミッドから中に入ります。

ルーブル建物編

ヨーロッパの美術館は展示物もすごいけれど、建物自体もすばらしいと思います。というわけで、ルーブルの建物の写真をまずは載せますね。



ピラミッドを上から降りてくると広いスペースに。ここからリシュリュー翼、シュリー翼、ドゥノン翼の各展示スペースに行けます。

中庭も彫像でいっぱい。



エスカレーターもいちいちカッコイイ。

元王宮ですから、当然細部まで細やか。ピラミッド部分の新しい部分と伝統的な部分が上手くかみ合っています。

窓がこんなに美しいとは知らなかった…。




逆ピラミッド。

ルーブル展示物編


エジプト、アメンホテプ4世(イクナートン)だ!
もう写実的すぎるwwツタンカーメンのお父さん。宗教改革を図って有名な人です。

棺がたくさん。ここに一人でいるのは怖すぎます。


死者の書きたーーーーー!!!!「Le livre des morts」
これ本物っすよ!!うおぉぉぉぉおおおお

エジプトの猫さん。かわいいニャー!





メソポタミア文明のレベルの高さにはいつも驚かされます。うちの大学は数少ないメソポタミアの先生がいらっしゃるので、この柱も授業で見せられました。とんでもなくでっかいです。

ハンムラビ法典!!!!!本物っすよーーーーー!!ものほん!!!
触れるところにあるんですよ。もうね、今写真見ても感動で涙がでてきたわ…。



パルミラ文字かわいい!!



ギリシャの壺。

たしかギリシャの天使像コレクション。

サモトラケのニケ。うわぁ本物だ!

ミロのヴィーナス。うわぁ本物だ!


はぁはぁ、オリエントやっぱりいいですね。小学生のころからオリエント好きだったので、いろいろ見れて本当に良かったです。
しかも何がいいかって、人がいない!すいてる!!
ハンムラビ法典の周りに誰もいないんですよ。信じられない。日本でハンムラビ法典展示されたら、1時間待って2分しか見れないですよ、多分。オリエントは最高ですね。

一応、中世編


こういう剣とかはフィレンツェで見なかったので、新鮮でした。

でました。中世ってこんな感じですよね。なんか、苦手なんですよ。萎えてくるというか…。
これ、今見ると、上でバンザイしながら飛んでるのはキリストじゃなくて、6つの羽が生えてる天使ですね。単純化されたケルビムだと思います。ケルビムって本当はもっと複雑なんですよ。時代を経るごとに単純化されていきます。右下の家の中には人は2人と下に1人。上はマリアとイエスかな。彼らの着ている服の色で、だいたいわかるそうです(ボクは詳しくは知りませんが)あと、左の方には岩山が描かれていますが、これも意味ありそうですね。岩=ペテロだし、不屈とかそんな意味かな…。もっと勉強すればよかった。

そのほかいろいろ編


カノーヴァ作「エロスの接吻で目覚めるプシュケ」

これはタイトルをメモしてなくてわかりませんが、このヴェールの感じがすごいですよね。



アングル「トルコ風呂」アングルらしい女性美。

マルグリット・ジェラール「悪い知らせ」(多分、こんな訳)
この絵、花粉症の薬が使われますね。嘘です。
気付け薬だと思うんですが、昔の人ってしょっちゅう気を失いますよね。ボクはそこが不思議でしょうがないのです。刺激の閾値が現代よりも低かったのでしょうか……。

エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ・ルブラン「モーレ・レイモン夫人」(モレ・レイモンかも)
wikipadia

18世紀最高の女性画家らしいです。勉強になります。女性が女性を描くという行為自体に興味を抱きます。




モナリザです。いいですか、これが現実です。混んでます。テレビで見たほうがいいですね。

このあたりは混んでませんでした。ドラクロワ「民衆を率いる自由の女神

これもドラクロワ「キオス島の虐殺」
グロに「これってキオス島の虐殺じゃなくて絵画の虐殺だろjk もうキモイっす」とか言われたり、アングルもキレちゃったりしててけっこうおもしろい。でもオルセーではドラクロワとアングルがけっこう近くに展示されたりしてて、そこがまたフランス人のお茶目なところで。
ただし、ドラクロワはこれ以外に十字軍がイスラムを苦しめてる絵も描いてるんですよ。だからけっして彼はヨーロッパ側の視点だけで描いてるわけではないのです。そういうところが、ドラクロワさんいいですね。


まとめ

ルーブルはとにかく広いです。超高速で歩いて、4時間くらいかかります。もちろんじっくり見る時間なしで。
オルセーにしろルーブルにしろ、フランス語の発音規則を知っていた方がいいと思いました。発音規則は1時間もあればだいたいマスターできると思います。
たとえばドラクロワってDelacroixなんですよね。「デラクロイックス」じゃないですか。アングルもInglesなんです。「イングレス」ですよね…。ボクも辞書使ってもフランス語できないんですが、音としてわかるとだいぶわかるので、発音規則を覚えておくといいかもしれませんね。なんちゃって。


オリエントのところでテンションあがってすみませんでした。それでは次がラストになります。
次回はパリ界隈もろもろ、でいきたいと思っています。

ヴェルサイユ特集

パリには5日、正味3日滞在しました。1日目にヴェルサイユ、2日目にオルセー、3日目にルーブルと完璧な計画をたてて行動したので充実していたと思います(笑)ただし、オルセー美術館は館内撮影禁止だったので、パリ旅行記は①ヴェルサイユ ②ルーブル ③パリもろもろ という以上3本立てでいこうと思っています。今日はヴェルサイユ特集でーす!




ドドーンと登場!ヴェルサイユ宮殿。パリ郊外で電車で数十分のところです。

ヴェルサイユ宮殿内はこのように石畳みなんですが、これが歩きづらい!ボコボコで、馬の轍とかあって歴史を感じるところ(実際はイライラするところ)

果てしなく続くヴェルサイユの庭園。運河まで造ってしまうとは……。いちいち巨大すぎて歩くの疲れる!

この時期は噴水もやってません。むしろ氷張ってます。セクシーポーズの銅像がやさしく微笑んでくれました。




内装もすごい豪華ですね。



リシュリューだ!ルイ13世の宰相!

ヨーロッパの美術館や宮殿はみんなそうだけど、壁や天井にまでびっしりと絵が描き込まれていました。
こっちを見ている女性がかわいいですね。

ダヴィドの「ナポレオンの戴冠式」 ヴェルサイユにナポレオンの絵がけっこうあってびっくり。

ほぼ等身大だそうです。でっかいなー。








鏡の間。
高度メディア時代の幸か不幸か、この鏡の間に関してはテレビで見たほうがキレイだと思いました。人が多いとのんびりできないボクの性格も影響してると思いますが。あとモナリザもテレビで十分だと思います。けっこう小さいんですよね。
鏡の間は床が美しい木目でできていて、鏡自体はあまり反射しないものでした。鏡よりもシャンデリラが整然と並んでいてすごかったです。

まとめ

夏に行ったら噴水を楽しめただろうにと思う一方で、ぜったい暑くて歩く気力失うだろうな、と思いました。
とにかく規模が大きいです。当時のメイドさんは大変だったろうなぁ(笑)